公演の準備について💼

 

 

東京で受賞したものなどの既成作品は約3ヶ月ですが、無の作品(宇都さんが書いたものや、物書きさんへ依頼した作品)については準備に半年かかります。

道具の準備は作品のボリューム、収支予算にもよりますが予算30~150万ほどかかります。大手が利用しているような舞台美術店を利用すると金銭的な出費がかさむ為、道具の外注先はあまりなく、自分たちで手作りしていました。

 

公演場所となる小屋は抽選であり、金曜日(仕込み)土・日(本番)日曜日は公演終了後にバラシ(片付け)が必要なので3日間必要。しかし、幼稚園・保育園などのピアノ発表会などと被る時は抽選漏れになることもあります。

 

稽古は多いけど3ステージをするために場所の確保が出来ないと難しいといいます。

さらに稽古をする役者も仕事をしながら稽古に励みますが正職員であれば尚さら、時間の確保が大変といいます。県民ホールなど大きい場所でする時はチケットを皆で売る時間の確保も必要でした。劇団を始めた当時は役者さんに謝礼金を払えない事もあったようですが、現在は市、県からの助成金も謝礼金をしっかりと支払えるようになりました。

 

本気で好きなことを仲間とやり遂げていく過程全てがやりがいであり、宇都さんの日々を充実させているようでした