地域生活の体験の場の提供

地域生活支援拠点では、入所施設や病院及び親亡き後の課題がある家庭等から地域生活への移行を希望する障害者に対する体験の機会・場を提供する役割を担っています。

今年度の取り組みとして、体験の場の提供の取り組みを広げて、地域衣生活への移行を促進するために、緊急用空床を活用した無料(※)の体験宿泊について、利用条件を整理した上で実施することになりました。

 

体験の機会・場の提供方法(鹿児島市地域生活支援拠点ゆうかりモデル)【概要版】

 1)体験内容

・緊急用空床を活用した体験宿泊

緊急一時保護用の利用者を優先するため、緊急一時保護の案件が入った場合は、体験予定を延期して頂く場合があることを事前に説明します。

※緊急案件の入った時間帯によっては、緊急一時保護の方を別の緊急一時保護先(鹿児島市が別途契約する8法人)へ調整して対応します。

 

2)対象者

・障害福祉サービスの支給決定を受けていない方(障害者あるいは障害のうたがいのある方)

 

3)体験回数及び時間

・1人につき1泊2日/回(16:00〜翌日9:00)、1人1回に限る

(※拠点による送迎はないため、自力通所又は保護者等による送迎や各送迎サービスを活用しての来所が基本となります。)

 

4)体験時期

・緊急用空床の空き状況次第 ※要相談

 

5)体験をお断りするケース

・感染症等の恐れがある場合

・自傷他害により本人又は周囲への怪我や事故につながる恐れがある場合

 

6)利用料

・一人1泊2日の宿泊については原則無料

(食事代、水光熱費、寝具リース代は別途実費負担あり※)

※1泊2日(夕・朝食あり)の体験で、約1,800円程度(2023年4月現在)の自己負担がかかります。

 

対象者やそのご家族は勿論ですが、関係する支援者からのご相談にも対応いたします。

体験の場の提供について、詳細やご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。